亜鉛合金板
2024年 10月 05日
パーフェフトルーフという特殊な板金屋根葺き工法で、下屋根を納めさせて頂きました。
そして屋根葺き材は、亜鉛合金板(エルジンク)です。
一般的な板金葺きのルーフィングを貼って、板金を葺くという工法ではなく、
下地の防水マットを釘やビスを全く使わず接着材のみで貼付け、下地の防水性を確保した上で、金属屋根を更に粘接着で固定する工法です。
釘類で下地に穴を開けずに貼り付けられることが大きな特徴です。
下地の防水マットを敷いているところです。
完全防水になるため屋根勾配はなんと0.5寸勾配でも施工可能だそうです。今回は上部開口との取り合いがあるので極緩の勾配となりました。
一般的なGL鋼板とは違い鈍い光沢と質感がなんともかっこ良いです。そして板金ならではの歪ぐあいがたまりませんね。
京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。
by kastaa
| 2024-10-05 17:00
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