京町家改修61 ゴロンボ
2022年 12月 17日
天井仕上材を貼る前に既存のごろんぼの掃除を行います。

以前は小屋裏の中に隠れていましたので室内から見えることはありませんでしたが、今回は化粧材として現しとします。長年の埃が染みついていて何度葺いても汚れが落ち切りません。今回の工事で4本のごろんぼが化粧となりますので、この作業だけで一日仕事になりました。

解体時の写真です。


埃が付着していて表面の薄皮が残っているので、そのまま進めると仕上工事の際に他の材が汚れて、手も汚れて大変なことになります。そして何より肌の艶が良くなり化粧材らしくなりました。1日掛けた値打ちがあると思います。
京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。
by kastaa
| 2022-12-17 17:00
|
Comments(0)