町家改修51 看板

　ファサードもほぼ完成したところで、最後の仕上です。

　そうです。元々営まれていたお茶屋さんの看板です。

木部のフレームを昔塗っていたであろう色に復元しました。今後営業されるわけではないのですが、看板を処分してしまうのは名残惜しい、とのことで建物とは別に費用は掛かるのですが設置させて頂くことになりました。このように先代から受け継がれた看板や建物を残したいというお気持ちが京都市の景観保全に繋がるのではないかと思います。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。