塀工事9 洗出し
2020年 01月 25日
ブロックが積めたのでそのまま続けて洗い出し仕上の準備に掛かります。
まずはモルタルで下塗りです。いつもの工法ですが、CB天端に予め基礎パッキンを固定しておきます。そこへCBの側面及び天端にモルタルを塗廻し、基礎パッキンの天端だけが少しだけ高い状態にしておきます。そうすれば、この上へ載せる板塀の土台がモルタル(洗い出し)より少し浮いた状態となり、基礎パッキンだけにきっちりと載せることができ、土台が腐り難くなります。
基礎パッキンの厚みは20㎜なので、モルタル下塗りと洗い出しの厚みをなんとか15㎜に抑え、5㎜の隙間を開けるようにします。これなら樹脂製の基礎パッキンが入っていてもそれほど目立つことはありませし、何より腐り難いことが嬉しいです。天端の洗い出し仕上は念のためわずかですが勾配を付けてもらっています。綺麗に仕上がりますので、宜しければお試し下さい。
京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。
by kastaa
| 2020-01-25 09:27
| 塀工事:菖蒲張り
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