町家改修12 カウンター
2017年 03月 04日
左官のコソゲも終わり、本格的に大工工事を進めていきます。
この表の出格子だったスペースにカウンターを設置します。書斎コーナーとする予定なのですが、このカウンターの設置がなかなか大変でした。
この表の間口方向は、構造上重要な通りで、耐震補強としてできる限り柱を残し耐力壁を増やしたいという思いがありました。そこへカウンターを化粧で設置するわけですから、大工さん泣かせのプランであることは言うまでもありません(作業に掛かるまでそこまで大変だとは思いませんでしたが・・・)。
柱に囲まれたところへ隙間なく納めようと思うと、その柱を設置する前にカウンターを仕込まなければならないのです。写真にある中央手前の柱は仮受けの柱です。カウンターを設置するときには、邪魔になるので少し避けて2Fの床を仮受けしておきます。そこへカウンターを仕込んだ後、本設の柱を設置します。この、後から化粧材として貼付けるのではなく、化粧柱に仕事をする段取りと手際良さ。若手の斉藤君ですが、文句も言わず快く作業を進めてくれました。なんとも頼りになる職人さんです!
京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。
柱に囲まれたところへ隙間なく納めようと思うと、その柱を設置する前にカウンターを仕込まなければならないのです。写真にある中央手前の柱は仮受けの柱です。カウンターを設置するときには、邪魔になるので少し避けて2Fの床を仮受けしておきます。そこへカウンターを仕込んだ後、本設の柱を設置します。この、後から化粧材として貼付けるのではなく、化粧柱に仕事をする段取りと手際良さ。若手の斉藤君ですが、文句も言わず快く作業を進めてくれました。なんとも頼りになる職人さんです!
京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。
by kastaa
| 2017-03-04 08:31
| 町家の改修:厨子二階の京町家
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