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新築57 断熱仕舞

以前からご紹介している断熱材入れの仕上作業です。


新築57 断熱仕舞_e0360218_17591164.jpg
ちょっと見難いですが、縦向きに入っている材が窓枠で、その左側の壁下地の下に入っている縦向きの材が柱です。通常アルミサッシを設置するには、柱の内側へ全てきっちり隙間無く納めていくということは難しいので、多かれ少なかれ必ず隙間ができてしまうことになります。


少しの隙間だからといって断熱材を入れずに放っておくと、その部分が弱点となってしまい、その隙間から熱を奪い取られてしまいます。その部分以外の断熱をしっかりすればする程、その弱点が致命的な欠点になり、断熱効果を悪くするだけでなく、内部結露を起こしたりすることにも繋がりかねませんので、特に注意が必要です。


ちなにみ、窓枠の縁に溝が突いてあるのが分かると思います。これは、壁仕上のEP塗装の下地に貼るPBを差し込むようになっていて、将来的にPBが枠から離れて隙間が開かないように工夫されたものです。大工さんの一手間ですが、この一連の作業と気持ちが良い家造りに必要だと考えております。


京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。



by kastaa | 2015-12-26 08:00 | 新築:秋千(ブランコ)のある家 | Comments(0)

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by yone
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