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茶室建築51[吉野赤杉その2]

50回超を記念して今回からタイトルを少し改めました。



さて、タイトルが変わったからと言って特に内容を変えることはないのですが、以前通りダラダラと進めさせて頂こうと思います。



今回は、丸窓の敷居、鴨居の納まりです。



茶室建築51[吉野赤杉その2]_e0360218_17571224.jpg



鴨居、敷居共に吉野の赤杉です。目の細かい柾目と落ち着いた色合い、そして面皮の柱に光った感じがなんとも言えません!



茶室建築51[吉野赤杉その2]_e0360218_17571269.jpg



鴨居と敷居の背面の板は丸窓の周りの外壁となる部分の壁下地です。何故小舞を編まないのかというと、この部分の壁は引分け障子の厚みを差引いた残りが外壁厚となり、極端に壁厚が薄くなってしまうので、板を下地にして出来るだけ丈夫な壁となるよう配慮してのことからです。ちなみに板に傷を付けているのは荒壁が引っ付き易いようにするための工夫です。



京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。


by kastaa | 2011-09-10 08:00 | 茶室の新築 41-60 | Comments(0)

ぽちっとがんばっています!


by yone
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