町家改修15 水廻り3

 水廻りの大工工事を一気に進めます。
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 枠材を入れてボードを貼ります。廊下の形状は出来る限り高さを確保しました。前回の母屋材は下端を一部化粧で見せることにしました。いざ納めていくと、解体前の複雑な形状であったことが理解できます。前に工事された大工さんも苦労してこの水廻りを納められたのだと思います。次に工事をされる大工さんは、どう感じられるでしょうか。楽しみですね。

 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-03-25 08:45 | Comments(0)

町家改修14 水廻り2

 水廻りの大工工事を一気に進めていきます。
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 トイレ前の廊下天井部分に入っている母屋材を受け直します。 
写真上部にあるトイレと反対側の部分が、受け材より下っていて不安定な状態でした。
 母屋横の化粧野地板に穴が空いているのは、少しでも高さを確保できるよう壊してみました。



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 母屋を化粧で見せ、ギリギリの高さに受け梁(写真上部)を入れ、その下へ、向かって左側の窓枠の高さに合せて無目を取り付けることにしました。廊下入口の高さは既存より下ってしまうのですが、構造をしっかり補強しつつ既存のデザインに合うよう工夫しました。

 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。



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# by kastaa | 2017-03-18 19:27 | Comments(0)

町家改修13 水廻り

 水廻りの内装下地です。
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 トイレ、洗面は大壁仕上で納めるのですが、既存の箱の中でのやり替えなので、天井高さが少し低かったり、微妙に床にレベル差があったりと、簡単には進められません。少しでも有効寸法を広げるためにはどうすればよいか・・・大工さんの一手間と思いが必要となります。
 
 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-03-11 07:58 | Comments(0)

町家改修12 カウンター

 左官のコソゲも終わり、本格的に大工工事を進めていきます。
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 この表の出格子だったスペースにカウンターを設置します。書斎コーナーとする予定なのですが、このカウンターの設置がなかなか大変でした。
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 この表の間口方向は、構造上重要な通りで、耐震補強としてできる限り柱を残し耐力壁を増やしたいという思いがありました。そこへカウンターを化粧で設置するわけですから、大工さん泣かせのプランであることは言うまでもありません(作業に掛かるまでそこまで大変だとは思いませんでしたが・・・)。
 柱に囲まれたところへ隙間なく納めようと思うと、その柱を設置する前にカウンターを仕込まなければならないのです。写真にある中央手前の柱は仮受けの柱です。カウンターを設置するときには、邪魔になるので少し避けて2Fの床を仮受けしておきます。そこへカウンターを仕込んだ後、本設の柱を設置します。この、後から化粧材として貼付けるのではなく、化粧柱に仕事をする段取りと手際良さ。若手の斉藤君ですが、文句も言わず快く作業を進めてくれました。なんとも頼りになる職人さんです!

 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-03-04 08:31 | Comments(0)

町家改修11 コソゲ

 大工工事が進む前に壁のコソゲを行います。工事が進んでからホコリを出したくないので、化粧材を扱う前の段階に行っておきます。
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 古くなった壁です。かなり以前から腰部分にシミが出来ていて、ずっと気になってられたそうです。シミの原因が分からないので、塗替えてもまた出てくる不安もありますが、現況からは原因が見当たらないので、過去の何度か工事をされた時以前の状態に何らかの問題があったのだと思われます。とりあえず今回の工事では、この壁も含め左官壁の大半を塗り替えさせて頂くことになりました。
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 左官屋さんの会長と若手職人さんです。2人で一日掛かりで、コソいでもらいました。

京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-02-25 08:04 | Comments(0)

町家改修10 大和天井

 以前からお困りだった、大和天井の隙間から埃が落ちてくるという問題を先に済ませておきます。
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 以前ご紹介した梁補強の両側に既存の床板を貼り直しました。隙間が開きそうな形状の悪い小口はカットして、板と板の隙間がなくなるよう加工し直します。その上へ更に防水テープ(粘着力が強いので)を貼って埃止めとします。
ちなみに、小口を少しずつカットして詰め貼りしていくと、全体の板幅が小さくなって端まで届かなくなるのですが・・・。
でも大丈夫です。ちょうど良いタイミングで他の現場の解体した天井板で数枚使えそうな板がでてきましたので、をれを代用させて頂きました。これで、この上へ畳を敷いても以前のように埃が落ちることがなくなりました。こういう仕事が大切だと思います!
 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-02-18 08:23 | Comments(0)

町家改修9 登り丸太

 2階表の間の現況です。
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 ツシ2階なので、もともとの天井高さは低く、そこへベニヤなどが貼ってありました。それらを捲ってみると・・・

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 お部屋の中央部から登り丸太が出てきました。しかも化粧ではなくかなり荒い状態でした。
今回の工事で少しでも天井を高くとりたいというご要望がありますので、この荒い丸太をどこまで見せるのかがなんとも判断の難しいところです。せめて中央部の丸太下端の削られている部分を綺麗にすれば、なんとか見せられると思うのですが・・・。う~ん、悩ましいです。
 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-02-11 08:00 | Comments(0)

町家改修8 鼠

 今回の改修は全面ではなく、部分改修です。その時に一番問題となるのは、鼠です!
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 床下や天井裏に鼠が入って煩い、オシッコをする、気持ち悪いなどなどのクレームです。もちろん全面改修だと、穴が開いていたり、隙間があればその都度塞いで廻るのですが、部分改修の場合手の届かない範囲が必ずでてきます。それをどう止めるかに、いつも頭を悩まします。
 今回は工事範囲とそれ以外とを完全に網で縁を切ることにしました。潔く手の届かない範囲は諦めて、今回施工した範囲には絶対に入らないという方針としました。
 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-02-04 08:00 | Comments(0)

町家改修7 床下換気

 床下の換気口を新たに設けます。
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 出格子の腰部分はタイル貼りとなっていて、表側には換気口が一つも無かったので、床下の換気は全く出来ていない状態でした。この換気口を表側に2箇所設ける予定ですが、これでお隣りからの湿気も少しは低減させることができるのでは、と期待しています。
 しかし、この網付の鋳物製の換気口。いいでしょう?週に何度か立ち寄る笹田金物さんに在庫で残っていました。こういった町家にあう商品の品揃え(売れ残り?)が豊富な金物屋さんです。いつも、こんな金物を探している、と声を掛けると2Fから「あるよっ」とまさかの商品がでてくる、頼りになる金物屋さんです。
 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-01-28 08:00 | Comments(0)

町家改修6 根継ぎ

 外壁側の柱足元が部分的に悪くなっていたので、根継ぎをすることにしました。
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 外壁廻りで外部にはお隣りさんの塀が建っているので、内部からだけの施工となります。よって、簡単な仕事しかできませんが、まずは腐った部分を健全な部材で補強します。原因は、お隣りの地盤の方が高く、雨が降るとこちら側に湿気が廻ってくることからだと思われるのですが、お隣りさんの敷地との問題なので、なかなか簡単に解決することはできません。今回は内側からだけの処置となりました。
 京町家・古民家の改修・リフォームのアラキ工務店、米沢からの一言でした。

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# by kastaa | 2017-01-21 08:40 | Comments(0)

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